セレッソ大阪vs.モンテディオ山形(J2第22節)
6月17日日曜日、この日にはセレッソのホームゲームがあります。しかも久方ぶりに長居スタジアムで。そこで山形とのゲームを観に行ってきました。
世界陸上の準備で閉鎖されていた競技場ですが、見た目の変化といえば、メイン側の観客席の一部が取り払われ、記者席が増設されていたくらいです。わざわざセレッソを締めだしたのは、客席や周囲から見えない場所に手を入れていたのでしょうか?
長く人が入っていなかったため、屋根のある場所の下の席は、ハトの落とし物で汚れていました。しかし第2競技場と比べると、ゲームの観やすさがやはり月とスッポンです。雨が降らないよう祈りながら、ゴール裏の山形サポーターゾーン近くのホーム席に座ることにしました。
セレッソの選手紹介の後、バックスタンドにはセレッソの、アウェイのゴール裏には山形の、大きな旗がはためきました。
山形サポーターはおよそ50人、
関東のチームの影響でしょうか、太鼓を効果的に使ったチャントを次々歌います。以前にも書いた気がしますが、なぜ関西のクラブのサポーターはああいう洗練された応援ができないのでしょうか?野球の応援の影響か、休んでいる時間が長すぎます。
前半は山形の波状攻撃が続きました。セレッソ陣内でボールを廻す時間が長く、ただでさえ目立つあざやかな黄色のユニフォームが、より一層目立ちました。ボール支配率は6割以上あったかもしれません。正直なところ山形の選手で知っているのは財前宣之だけだったのですが、彼も左サイドで存在感を示していました。
しかしセレッソの守備はなかなか破綻しません。攻められながらもヒヤッとする場面が見あたらないのです。攻撃の選手たちも率先してプレスをかけ、とても第18節でくだらない試合をしたチームだとは思えません。山形が流れを握ったまま前半は終了しました。
後半も山形ペースは変わりませんでしたが、レヴィ・クルピ監督が苔口卓也に替えて森島康仁を投入したせいか、すこしセレッソの攻めあがる回数が増えた気がしました。
そしてまず右サイドの古橋達弥の速いクロスを、森島が頭にあてますが、これは左側にはずれます。しかしすぐ柳沢将之が古橋とほぼ同じ位置から同じようなクロスを送り、こんどは森島がゴールマウス左に入れ、先取点を獲得しました。
その後もどちらかといえば山形のペースで進みましたが、前半の積極的なプレスの影響で疲れてきたせいか、スピードが落ちてきたようです。セレッソの守備も、一度GK吉田宗弘の飛び出しで、ゴールががら空きになるシーンもありましたが、危険なシーンはそれ1度きりでゲームは終了しました。
ゲームの感想は「やればできるじゃん」。守備重視だった都並敏史監督のときがあのていたらくだったのですが、攻撃重視のはずのレヴィ・クルピ監督になって、キャンプ後3連勝3完封。試合のなかった第19節を利用してのキャンプは、絶大な効果があったようです。思えば都並前監督の不運のひとつは、試合のなかった節が第1節だったこと。チームを建てなおそうにも、J2の過密日程では困難だったでしょう。ベルマーレ戦の記事で、来年の昇格をあきらめろと書きましたが、前言撤回する必要があるかもしれません。
とにかく連敗中だった山形の調子がよかったこともあり、J1レベルの非常におもしろいゲームでした。観客数も14,623人と、J1レベルでした。
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