美術館をはしごした翌日、まず出かけたのが靖国神社でした。
時折マスコミを賑わせるこの神社に参拝しようと思った理由は、戦没者をご祭神としてお祀りするこの神社に祖父が祀られているからです。ほかにもうひとつ理由があるのですが、それはまた後で触れます。
靖国神社は明治2年の創建です。
おりしも神仏分離、排仏毀釈の嵐のさ中に建てられたので、仏教思想とは無縁のはずですが、東西に細長い境内でひとびとは西、つまり西方極楽浄土に向かってお参りするかのように配されていました。小生は大村益次郎の銅像の脇を通り、拝殿へと向かいました。平成元年に更新された屋根が輝いていました。
拝殿の左側にある摂社にお参りした後、右側にある遊就館に入りました。ずいぶん新しい建物で、中には「零式艦上戦闘機」と「C56型機関車」が展示されていました。チケットを買ってエスカレータを上がります。
展示内容は、幕末から終戦までの日本を中心とした戦争の歴史で、特別攻撃のための魚雷「回天」や航空機「桜花」なども展示されていました。歴史の記述のしかたは賛否両論あるかと思いますが、訪問する価値のある施設だと思いました。外国人の来館者も見受けられ、戦勝国の彼らからはどう写るのだろうと気になりました。
遊就館を出て、参道を引き返します。境内の入口、東京理科大と向かいあうところに第一鳥居があります。靖国を訪れたもうひとつの目的はこの鳥居でした。
以前鳥居について書いたことがあります。そのとき高さの順位づけをしたのですが、ネットサーフィンをしているうちに、新たに高い鳥居が見つかってしまいました。そのひとつがこの第一鳥居だったのです。公称25m、遊就館の中の売店で販売されていた書物にもそう書いてあったので、25mで間違いなさそうです。実際目の当たりにすると、柱は太くないものの、それなりの高さはありそうです。
ほかにもうひとつ、兵庫県高砂市の鹿嶋神社にチタン製の鳥居があり、神社と製造メーカーのサイトのどちらにも高さは26mと記述されています。
よって、以前掲示したランキングをここで再度訂正させていただきます。
鳥居の高さランキング(改訂3版)
1.熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ・和歌山県田辺市)
33.9m 平成12年(2000年)
2.大神神社(おおみわじんじゃ・奈良県桜井市)
32.2m 昭和61年(1986年)
3.弥彦神社(やひこじんじゃ・新潟県弥彦村)
30.2m 昭和57年(1982年)
4.最上稲荷(さいじょういなり・岡山県岡山市)
27.5m 昭和47年(1972年)
5.鹿嶋神社(かしまじんじゃ・兵庫県高砂市)
26.0m 平成10年(1998年)
6.靖国神社(やすくにじんじゃ・東京都千代田区)
25.0m 昭和49年(1974年)
6.神柱宮 (かんばしらぐう・宮崎県都城市)
25.0m 昭和54年(1979年)
8.古峯神社(ふるみねじんじゃ・栃木県鹿沼市)
24.6m 昭和49年(1974年)
9.平安神宮(へいあんじんぐう・京都府京都市)
24.2m 昭和4年(1929年)
9.豊国神社(とよくにじんじゃ・愛知県名古屋市)
24.2m 昭和4年(1929年)
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