『Sports Graphic Number』681号
表紙:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
特集:総合格闘技“PRIDE後”の世界。
たびたび書いていますが、小生は総合格闘技(MMAと言わなければいけないらしい)に興味がありません。ゆえに特集記事について触れるのは避けたいと思います。
まずはサッカー日本代表。キリンカップを採りあげた「オシム采配への疑問。」(文:山内雄司)です。イビチャ・オシム監督は「カミカゼシステム」の名の元に、コンディションのよくなかった稲本潤一(アイントラハト・フランクフルト)
、中田浩二(FCバーゼル)をあえてコロンビア戦の前半に起用しました。それがうまくいかないと見ると、後半は羽生直剛(ジェフユナイテッド千葉)、今野泰幸(FC東京)を投入することで選手の動きを活性化させました。
ここで筆者は、1,稲本、中田をスケープゴートにすることで「走るサッカー」の正当性をアピールした。2,コロンビアのコンディションのよかった前半の、シミュレーションに適した貴重な時間をむだに使った。という2つの点について批判しています。これまで「オシムには批判も必要だ」との論調こそありましたが、ここまで具体的に採りあげた文章は初めて読んだので、おもしろく読めました。
それからグルノーブル・フット38から大分トリニータに復帰した梅崎司の記事(文:佐藤俊)で、彼が試合に出られなくなった理由が記されています。GMに日本人が就任し、監督やスタッフが入れ替わったのを契機にスターティングメンバーを外されたそうです。その日本人がだれかは、この雑誌の679号を読んでるかたはおわかりのとおりですが、その人物、祖母井秀隆の、監督の選びかたについての記事が、巻末「SCORE CARD」にあったのには笑えました(文:木崎伸也)。
今号の名文
◦プロ転向はおそらく高校3年の秋になる。それまではツアー参加を最低限に抑えるべきではないか。この素材を生かすも殺すもゴルフ界の良識に懸かっている。
石川遼(杉並学院高校)について 文:雨宮圭吾
今号の名言
◦「ホントは、できるチームやと思うんです。なのに、全体的になんて言うか……、心が弱いんかなぁ。どこかで気が抜ける部分が出てくる。(中略)できないときは、まったくできない。上と下の差が激しすぎて、普通がないんです」
U-20日本代表について 柏木陽介(サンフレッチェ広島)
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